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侍戦隊シンケンジャー #47~49(終)

最終回まで熱いぜ! いや~、今までの戦隊(全部見てるわけではありませんが)の中では一番盛り上がったクライマックスでした。そして静かに余韻を残す終わり方全て含めて素晴らしかった! 

スーパー戦隊シリーズ 侍戦隊シンケンジャー VOL.12<完> [DVD]

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第47幕「絆(きずな)」

戦い続ける丈瑠と十蔵。探しにいく千明たち。そして屋敷でジリジリしている流ノ介に声をかけた黒子は小松さん! 7幕で流ノ介と一緒に舵木折神を釣り上げた人! ここで出てくるか~。 

丈瑠がとうとう十蔵の身体を斬った! 巨大な火柱が上がり、千明たちがそこへ駆けつける。

「あんたのおかげで戦う気になった」と言う小松さんに「でも…」と逡巡する流ノ介。「あの殿なら命を預けて戦えるあんたが言ったんだ」と小松さん「あんたが命を預けたのは志葉家当主の器か?それとも中身か?」「どうか侍として悔いなきよう」と下がる。それを影からそっと見ているお姫様(薫)。

火の中でボロボロの丈瑠と十蔵。やっつけたか…と思いきや、快楽に執りつかれた十蔵は立ち上がる。「剣を持てる限り…この快楽は続く」って…怖いっす。「所詮この世のことは全て幻この手応えだけが真実」って、いちいちセリフがかっこいい十蔵。「何がお前の真実か?」と問われ、また考え込む丈瑠。いかん、いか~ん!

だめ~っ!」「そんな話聞いたらあかん!」「お前には剣だけじゃないだろ!駆けつけた茉子ことは千明が叫びます

余所見をするな! まだ終わってない」とつま先に刺さった裏正を抜こうとする十蔵の足に誰かの手が伸びる。足元にしがみつき、見上げているのは十蔵の妻生前人斬りに堕ちた夫を必死に止めようとしはてはアクマロに裏正の材料にされてしまった気の毒な女性驚愕しつつ刺さった裏正を抜こうとする十蔵だが抜けない

「ここにきて…いや、この時を待ってか!」懸命に抜こうとする十蔵に丈瑠が「それがお前の真実なんじゃないのか?」と問うが「いや、全て幻だ。この快楽こそ…」と言いながらも、さきほど丈瑠に斬られた傷が浮き出し炎を上げて果てる十蔵。これは私の勝手な解釈ですけど、妻の幻を見た時、十蔵は一瞬人に戻ったんだと思います。だからこそ、死ぬことができたのかも。

一緒に炎に飲まれそうだった丈瑠を駆けつけた流ノ介の水の剣が救うのがいいです

「死んだよ、腑破十蔵」とつぶやくシタリに「そうかい。200年の欲は満たされたのかねぇ」と薄皮太夫。さあね…と言いつつ、せっかくドウコクに直してもらった三味線をちっとも弾いてないじゃないかと指摘するシタリ。薄皮太夫の三味の音ならドウコクを回復させる力があるんじゃないのかとも言われ三途の川を見つめる太夫

し、シリアス。夜が明けて沈黙の5人。「オレのせいで悪かった」と立ち上がる丈瑠。「嘘じゃないと思います、今までのことも全部」と言うことはに「オレが騙してたのも本当だオレを守るためにお前たちが無駄に死ぬかもしれなかったんだ」と言い、早く姫の元へ戻れと立ち去ろうとする丈瑠。立ち上がった千明。殴ろうとしますが、よけられ(笑、「よけんなよ、バカ!」と再び殴る。「今ので嘘はチャラにしてやる。だから『何もない』なんて言うなよ!」って千明のセリフ泣かせます。「何もなかったらオレたちがここにくるわけないだろ!」…ってか、ここに出てくる男子みんなかっこいいよね~~。驚く丈瑠の前に来た流ノ介もまた志葉丈瑠、私が命を預けたのはあなただ!(中略)この池波流ノ介、殿と見込んだのはただ一人これからもずっと!」とひざまずく。「丈瑠…志葉家の当主じゃなくても丈瑠自身に積み重なってきたものはちゃんとあるよ」と茉子らしくみんなの思いをまとめます

オレにも…」とはじめて(?)涙する丈瑠。うん、再見しても泣けるよ…。

そんな彼らを見届けたかのように消えていく裏正もいいですね

「家臣の謀反じゃ」と怒りまくる丹波を扇子で叩いてたしなめる薫。「自分の使命に夢中で自分が出てくることで彼らを苦しめることには思い至らなかった」なんて反省してもいます。

そんな時に外道衆が薫の様子を見ていた源ちゃんが「お供するぜ」と言うのがいいですね。連絡を受けた流ノ介たちも向かいます。丈瑠もフォローに回ると戦っております。わらわら現れるナナシ連中。その中で岸壁に立つ薄皮太夫

三味線であの曲を久々に弾きますよ~。というか、これで最後なので聴きどころです。「わちきはずっと目を逸らしていた何があったか何をしたか結婚の約束を破った新佐を道連れに(三味線にして)外道に堕ちたこと十蔵が全てを承知して裏正を使い続けていたこと(アクマロを斬った時ですね)。そしてドウコクに「他に行く場所はねぇ」と言われたこと。いろいろ脳裏をよぎります。…てか、渋すぎる。大人にしか判らない(笑。いいですね、この潔さ。園児置いてけぼり展開です。

ドウコクお前は最初から言っていたんだ…」たしかに薄雪(花魁)だった頃から太夫の三味の音(というか彼女の怨念)に執着していたドウコク。愛と執着は紙一重なところがあります。そのドウコクの気持ちに薄皮太夫がとうとう答えを出す

そこへ茉子が現れる展開もいいですね。「少しは知った者の方がいい」とわざと斬られる薄皮太夫。「ようやく…人であった過去を手放せる三味線から大量の嘆きが溢れだしドウコクが復活!

 って、1話が長い! どこもカットできない(笑。 

第48幕「最後大決戦(さいご の だいけっせん)」

血祭ドウコク復活!  ヨロヨロとドウコクに歩み寄る薄皮太夫。「お前の三味、聴いたぜ。ただ、昔ほど沁みる音じゃなかったちっとも響いてこねぇ」「あれが…本当の三味だよドウコク」……この会話西さんと朴さん(声優)の素晴らしさ! 朴さんは太夫の人間だったときの役も熱演でした~。

よろめく太夫を片手で抱き寄せるドウコクにちょっとドキドキします(笑。「だったら終わるか…」「それもいいな…」大人なラブシーンにシンケンジャーたちもなぜか手出しできません(笑。「じゃあな太夫」…太夫の姿は消え内掛けだけがドウコクの手から滑り落ちる。なんなの! この大人演出! 茉子でなくても震えてしまいます(笑。

オレを騙してくれてた志葉家当主はどこだぁ?」とド迫力のドウコクに負けじと「ここじゃ!」と名乗りを上げて現れた薫。さて、封印の文字は成功するのか?

(薫)が封印の文字を完成させる間時間稼ぎをする流ノ介たち。圧倒的強さのドウコクを必死で止める。そんな中、封印の文字を書きはじめる薫。ドキドキします。

急に登場してきた姫様ですが、彼女も彼女なりに幼い頃からがんばってきた志半ばで倒れた父のためにも…。

そしてギリギリで完成した封印の文字を放つ! 文字もそれっぽくてカッコイイです。ドウコク、吹き飛んだ? 「父上ようやく…」と力を使い果して、座り込む薫と目を合わせてうなづく丈瑠。

ところが…「うりゃ~」と起き上がってきたドウコク! 「太夫おめえのおかげで助かったぜ」そう、はぐれ外道(半分人?)の薄皮太夫を取り込んだ段階で封印の文字が効かなくなっていたのでした! そんな~。

そしてドウコクの猛反撃。これは危険と察知した丈瑠が「煙」の文字とともに全員退避ドウコクも太夫の内掛けを持って裂け目に消えます

姫のダメージは大きい。丹波も嘆いていたが、姫は丈瑠と二人だけで話がしたいと呼びます。「ずっと…自分の影がどういう人間かと思っていたが、私より時代錯誤ではないな」と薫。たしかに薫は時代劇のお姫様です(丹波のせいらしいが)。「でも会わなくても一つだけわかっていたきっと私と同じように一人ぼっちだろうと。自分を偽れば…人は一人にならざるをえない」「はい。ただそれでも一緒にいてくれる者はいますと答える丈瑠。「あの侍たちだろう。私も一人で戦おうと思うなど間違っていた一人ではだめだ」「オレもやっとそう思えるように」と心通わせた薫と丈瑠。そして薫が丈瑠に提案したのは…

内掛けを三途の川へ放り込み「行くぜ」と背を向けるドウコクカッコイイです

家臣たちを呼び、自分はいったん当主の座から退くことを宣言する薫。そして丈瑠を呼び19代目当主にしたと! わざわざ家系図に書き込む形で、薫の息子として志葉家当主となった丈瑠(歳下の薫の養子にはなれないんだけど…と突っ込んではいけません)。「マジかよ!」って千明らもツッコミます(笑。「跡継ぎがいなければ養子を迎えるのは昔からあることだ」の一言で有無を言わせぬ薫姫です。姫様の粋なはからいに一同笑顔

が、とうとう三途の川が大量にあふれ出しこの世へ

策は?あるのですか?」と問う丹波に「力ずくで行く」と丈瑠。

六門船ごと出陣してきた血祭ドウコクと骨のシタリ

「やるしかねぇだろ」「ああ」と出張るシンケンジャーたち。

いいねぇ! 戦いだ!

お前たちの命あらためて預かる」と変身する丈瑠たち。 

最終幕「侍戦隊永遠(さむらいせんたい えいえんに)」

ナナシ連中に突っ込んでいくシンケンジャーを見ながら「昔から私たち外道衆より命を大切にしない連中だったよシンケンジャー」とシタリ(笑。「だから気にいらねぇ人間なら人間らしく命乞いして泣き喚けばいいものを」とドウコク。「命乞いじゃねぇ早く殺してくれって悲鳴を(あげさせてやる)」って西さん(声優)いい仕事してますめっちゃラスボス感あります

ドウコクと対峙するシンケンジャー薫が作った火のモヂカラをこめたディスクをもらった丈瑠。しかし丈瑠の火のモヂカラをもってしても、一度使えば破壊されてしまうらしい。かならず1回で確実に使わないといけない。みんなで丈瑠を援護しながらドウコクの元へ進む。 丈瑠ドウコクの懐に入り込み薄皮太夫を取り込んだ左胸に斬り込む! が「こんな程度じゃオレは倒せねぇぜ」と弾き飛ばされる。ドウコク圧倒的に強いです。みんなボロボロ。

シンケンジャー、すぐには殺さねぇぜ。お前らの目の前に志葉の小娘の首を置いてやるから、せいぜい楽しみに待ってろ」…って今じゃニチアサでは使わないであろう(?)極悪セリフを吐いて、立ち去って行くドウコク。

一方、お屋敷ではもう一枚火のディスクを怪我をおして作ろうとする薫丹波が必死で止めている。「御当主たちはドウコクに敗れ…もう…」という丹波に「立つ、もう一度立つ! 丈瑠は絶対に戦いをやめない影と知っても側を離れなかった侍たちも同じだ私はそう見込んだから彼らに託した。だから私も今できることを!」「しかし」と止めようとする丹波を「なぜわからぬ! 志葉家だけが残っても意味がないのだ! この世を守らねば。その思いはみな同じはず…きっと」と立ち上がる姫。その姿を見て、丹波も何か考えている(?)。

倒れている丈瑠たちの元に駆けつけナナシ連中に勇ましく槍を振るう彦馬。その姿に勇気づけられ、ふたたび立ち上がるシンケンジャー。「ちょっと休んでただけだ」って…源ちゃんがお約束なセリフ(笑。

暴れるドウコクの元へ駆けつける丈瑠たちの前に現れた丹波。姫の渾身の火ディスクと丹波が作った「双」のモヂカラのディスクを丈瑠に手渡す。「ご武運を」…って、丹波いいやつじゃ~ん!

そして幕の前に並んだ丈瑠たち! 恒例の変身前状態での名乗り!(最終回によくあります) 「参る」のポーズがカッコイイです!!

そして変身したシンケンジャーたちが、「縛」の字をそれぞれ部首ごとに5つに分けて書きドウコクに放つ! 縛られ、身動きが取れなくなったドウコクに丹波の作った「双」ディスクを使って烈火大斬刀の二刀流で斬り込む丈瑠。確実にダメージを受けたドウコクに「今だ!」と仲間たちへ声をかける丈瑠。一斉に刀でドウコク を押さえる茉子たちそこへ姫の「火」ディスクを使った流ノ介が刺して斬る!(←なぜに「水」の流ノ介が使う?と思ったが、丈瑠の次に確実に剣の腕があるのは彼だったし、納得せねば??)ようやく一の目撃破。しかし、こちらも変身が解けボロボロです。

こっからが本当の力ずくか」と千明。

そう、二の目はサムライハオー(要は全合体です)でとにかく前に突き進む

モヂカラを使うな残ったモヂカラを一撃に集中する」「一撃? 外れたら終わりか」「だから絶対外さないし至近距離まで突っ込むどんなに攻撃されても、バラバラにされても折神一体になってもだ!」って丈瑠が考えたの?ド迫力の松坂桃李くんのセリフ回し! カッコよかった!

とっとと倒れちまえ!」とドウコクの容赦ない攻撃にどんどん外れていく折神。それでも前へ進み続けるシンケンジャー。「てめえら何のまねだ?」とドウコクも少し動揺してます。が、斬られても斬られても近づいていく。ボロボロの屏風をバックに丈瑠が「お前ら今のうちに言っておく一緒に戦えてよかった感謝してる」って(涙。「丈ちゃん巻き込んでくれてありがとな」って源ちゃんのセリフも泣ける

ドウコクの刀がシンケンオーに刺さったその瞬間一斉に刀を抜くシンケンジャーたちドウコクを斬った!

シンケンジャーオレがいなくなってもいつかお前たちが泣く時がくる三途の川はいつでも開いてるぜ」と棄て台詞を吐きドウコク敗れる

とたんに引いていく三途の川。「生きることが私の外道さね~」と六門船とともに沈む骨のシタリ

終わった~、と彦馬と抱き合う丈瑠たち。

数日後(?)、ふたたび屋敷を丈瑠に託し山へ(?)帰る薫。見合い写真を出す丹波に「気が早い」とハリセン(笑。

そして荷物をまとめた家臣たちが最後の挨拶ことは荷物風呂敷一つだけ(笑。茉子は両親のいるハワイへ行くみたいですね。千明は大学受験するみたいです(そもそも高校生って設定だった)。流ノ介はふたたび歌舞伎の道へ。源ちゃんは本当にパリに行って(寿司で)三ツ星を取ろうとするみたい。

流ノ介が「お別れの舞」をする中一人一人姿を消してくところが寂しくなる(泣。一人残った彦馬に「じいも孫のところへ行くんじゃないのか?」と丈瑠。「いや、孫にはいつでも会える。それより殿にはいろんなことに挑戦していただきたい」ってカルチャー教室かい! 彦馬さんはエレキにはまっているんだよね(エンディングにも出てくる)。ハーレー乗りこなすし。

少し寂しいけどまたいつか会えるような感じを残して終わります。丈瑠のすがすがしい笑顔で。

 

は~、はじめて最後まで書けた。こうなったら、ゲキレンジャーのラストも書いとこうかな~。あれもあれで、すごくいい終わり方だったので。

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