獣拳戦隊ゲキレンジャー #11 #12
#11 拳聖エレハン・キンポーの修行がはじまった…と思ったらキャンプ。真面目なランは納得いかない。「遊びの中にも修行あり」がエレハンのモットー。…って、ホントにそんなに難なくランちゃんは鉄球拳を習得しちゃうんだわ(笑。ムザンコセが地中深く潜り、大地震を起こそうとしているところへ、先にジャンとレツが到着。邪魔されてなるかと応戦するメレ。平田裕香さん、生身のアクションシーンけっこう多いけどカッコイイね。ジャンたちを「カクシタ(格下)ーズ」と言うだけあって、メレの強さには二人で挑んでも及ばない。ピンチのところへ、ランがゲキハンマーを振り回して登場。メレをグルグル回す場面はなかなか。ムザンコセを引きずり出し、鉄球の破壊力で硬い甲羅を見事撃破。ロボ戦になって象がくっついたけど…やっぱり上半身グルグル攻撃なんだね(笑。
で、今週の理央様もカッコよかった(笑。三拳魔の一人空の拳魔カタ(タカ?)をよみがえらせる。声は納谷六朗…ってあの納谷悟朗さんの弟なのね。
#12 理央の望み…かつて臨獣殿を築いたカタの力を受け継ぐこと。…いや~、この回も理央様一色よ、悪いけど。ってか、どっちが主役なんじゃ~。一応、ジャンもナギウ(ウナギ?)のヌルヌル攻撃に苦戦して、てぬぐいを自在に操る江戸っ子源さんから対応策を学ぶんだけど……そちらよりカタと理央の修行と称する死闘の方が凄すぎて…釘付けだよ。カタは理央の力を喰らおうと、暗黒咆(あんこくほう)を理央にしかける。相手の深層心理にある「絶望」を呼び起こし、それを喰らって自らの力とする技。で、これまでもチラチラと出てきた子供の頃らしき場面に理央自身が放り込まれる。周りの大人がみな倒れている中、雨に濡れて絶望している少年が…理央なのね。闇夜の中、戦う理央とカタ。こっちがシリアスすぎて、ジャンたちの銭湯修行が…和むわ(笑。
もうダメか…と思いきや、立ち上がる理央。自らの絶望を食べちゃった! 強くなったのか、打って変わってカタに猛反撃。止めを刺す? と思ったけど、強さを引き出してくれたカタに敬意を表して、あくまで弟子入り。…なんだけど、心の中では「いつかお前の絶望もおれの力となる」って~! ダークすぎる。かっこよすぎる!
次回は敵の空からの攻撃に苦戦するゲキレンジャーの前にバット・リー(声:池田秀一)登場。池田さんはガンダムのシャアの声で有名。この場合はジェット・リーのもじりなので、彼の吹き替えということで池田さんなのね(ちなみにエレハンはサモハン・キンポーの吹き替えが水島裕だから)。声優ファンではないけど、ここまでこだわってると感服します。