I WANT TO SAY SOMETHING

ドラマ、マンガ、特撮…そして時々グチ

重版出来!(全10話)

2016年のドラマ。とにかくキャスティングがスゴイ。ベテランから若手まで演技派揃い。 

重版出来!  DVD-BOX

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 原作はマンガ(未読)。最近9巻が発売された模様。 

重版出来! コミック 1-8巻セット (ビッグコミックス)
 

出版業界(週間マンガ雑誌)を舞台に新人編集者黒沢心黒木華が個性的な先輩編集者や漫画家たちにもまれながら成長していく涙と笑いの業界モノです。つい最近(?)同じような出版業界モノ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』も面白かったのですが、こちらの方は(少年)マンガなんですよね。そもそもマンガ好きなんで、すごく楽しめました。

まず、心を演じてる華ちゃんがかわいくて上手い! 元柔道少女という設定なんですけど、走っている姿とか体育会系の走り方なんですよ、ちゃんと。先輩方に「小熊」ってあだ名されてるんですけど(笑、うなづけるような、小さいけどたくましい感じがよく表れてる

それから営業部の小泉を演じる坂口健太郎くん。この人もホント演技の幅広いよね。そもそも旅行誌の編集者になりたかったのに、配属は営業部ですでに3年。そのやる気のなさは書店員さんの間でも評判で「ユーレイくん」と呼ばれるほど存在感がない。そんな腐ってた小泉が心と仕事をしていく中営業の仕事に喜びを見出していってホントにびっくりするぐらい変わってしまう(笑。その後、ちょくちょく一緒に食事したりとか、ちょっといい感じです(心はわからないけど、小泉くんは意識している感じ)。

毎回、主役として描かれる漫画家や編集者がいるんですけど…個人的に泣けた回は、アシスタントも10年目になり選択を迫られる沼田ムロツヨシ!)新人潰しで有名な編集者安井安田顕!)の回ですね。鬱屈とした気持ちや挫折感さすがの演技力で魅せてくれます

それから全編にわたって描かれる、心が関わる新人漫画家中田伯永山絢斗!)東江絹高月彩良二人の話もよかったです~。特に孤高の天才中田くんが沼田さんと関わったことによって少しずつ自分以外の人間の感情を理解しようとする(これは作家にとって大切な素養だそう)過程が感動します。後からそっと支えるベテラン漫画家三蔵山先生小日向文世!)の存在感もたまらないです

その他、オダギリジョー荒川良々生瀬勝久滝藤賢一要潤とにかくスゴイでしょ(笑。も~、毎回面白すぎて終わるのがすごく嫌だった。こんなドラマは久しぶりです。ちなみに重版出来(じゅうはん しゅったい)と読むらしい。初めて知りました。出版業界みんなが幸せになる(?)魔法の言葉だそうです。

侍戦隊シンケンジャー #47~49(終)

最終回まで熱いぜ! いや~、今までの戦隊(全部見てるわけではありませんが)の中では一番盛り上がったクライマックスでした。そして静かに余韻を残す終わり方全て含めて素晴らしかった! 

スーパー戦隊シリーズ 侍戦隊シンケンジャー VOL.12<完> [DVD]

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第47幕「絆(きずな)」

戦い続ける丈瑠と十蔵。探しにいく千明たち。そして屋敷でジリジリしている流ノ介に声をかけた黒子は小松さん! 7幕で流ノ介と一緒に舵木折神を釣り上げた人! ここで出てくるか~。 

丈瑠がとうとう十蔵の身体を斬った! 巨大な火柱が上がり、千明たちがそこへ駆けつける。

「あんたのおかげで戦う気になった」と言う小松さんに「でも…」と逡巡する流ノ介。「あの殿なら命を預けて戦えるあんたが言ったんだ」と小松さん「あんたが命を預けたのは志葉家当主の器か?それとも中身か?」「どうか侍として悔いなきよう」と下がる。それを影からそっと見ているお姫様(薫)。

火の中でボロボロの丈瑠と十蔵。やっつけたか…と思いきや、快楽に執りつかれた十蔵は立ち上がる。「剣を持てる限り…この快楽は続く」って…怖いっす。「所詮この世のことは全て幻この手応えだけが真実」って、いちいちセリフがかっこいい十蔵。「何がお前の真実か?」と問われ、また考え込む丈瑠。いかん、いか~ん!

だめ~っ!」「そんな話聞いたらあかん!」「お前には剣だけじゃないだろ!駆けつけた茉子ことは千明が叫びます

余所見をするな! まだ終わってない」とつま先に刺さった裏正を抜こうとする十蔵の足に誰かの手が伸びる。足元にしがみつき、見上げているのは十蔵の妻生前人斬りに堕ちた夫を必死に止めようとしはてはアクマロに裏正の材料にされてしまった気の毒な女性驚愕しつつ刺さった裏正を抜こうとする十蔵だが抜けない

「ここにきて…いや、この時を待ってか!」懸命に抜こうとする十蔵に丈瑠が「それがお前の真実なんじゃないのか?」と問うが「いや、全て幻だ。この快楽こそ…」と言いながらも、さきほど丈瑠に斬られた傷が浮き出し炎を上げて果てる十蔵。これは私の勝手な解釈ですけど、妻の幻を見た時、十蔵は一瞬人に戻ったんだと思います。だからこそ、死ぬことができたのかも。

一緒に炎に飲まれそうだった丈瑠を駆けつけた流ノ介の水の剣が救うのがいいです

「死んだよ、腑破十蔵」とつぶやくシタリに「そうかい。200年の欲は満たされたのかねぇ」と薄皮太夫。さあね…と言いつつ、せっかくドウコクに直してもらった三味線をちっとも弾いてないじゃないかと指摘するシタリ。薄皮太夫の三味の音ならドウコクを回復させる力があるんじゃないのかとも言われ三途の川を見つめる太夫

し、シリアス。夜が明けて沈黙の5人。「オレのせいで悪かった」と立ち上がる丈瑠。「嘘じゃないと思います、今までのことも全部」と言うことはに「オレが騙してたのも本当だオレを守るためにお前たちが無駄に死ぬかもしれなかったんだ」と言い、早く姫の元へ戻れと立ち去ろうとする丈瑠。立ち上がった千明。殴ろうとしますが、よけられ(笑、「よけんなよ、バカ!」と再び殴る。「今ので嘘はチャラにしてやる。だから『何もない』なんて言うなよ!」って千明のセリフ泣かせます。「何もなかったらオレたちがここにくるわけないだろ!」…ってか、ここに出てくる男子みんなかっこいいよね~~。驚く丈瑠の前に来た流ノ介もまた志葉丈瑠、私が命を預けたのはあなただ!(中略)この池波流ノ介、殿と見込んだのはただ一人これからもずっと!」とひざまずく。「丈瑠…志葉家の当主じゃなくても丈瑠自身に積み重なってきたものはちゃんとあるよ」と茉子らしくみんなの思いをまとめます

オレにも…」とはじめて(?)涙する丈瑠。うん、再見しても泣けるよ…。

そんな彼らを見届けたかのように消えていく裏正もいいですね

「家臣の謀反じゃ」と怒りまくる丹波を扇子で叩いてたしなめる薫。「自分の使命に夢中で自分が出てくることで彼らを苦しめることには思い至らなかった」なんて反省してもいます。

そんな時に外道衆が薫の様子を見ていた源ちゃんが「お供するぜ」と言うのがいいですね。連絡を受けた流ノ介たちも向かいます。丈瑠もフォローに回ると戦っております。わらわら現れるナナシ連中。その中で岸壁に立つ薄皮太夫

三味線であの曲を久々に弾きますよ~。というか、これで最後なので聴きどころです。「わちきはずっと目を逸らしていた何があったか何をしたか結婚の約束を破った新佐を道連れに(三味線にして)外道に堕ちたこと十蔵が全てを承知して裏正を使い続けていたこと(アクマロを斬った時ですね)。そしてドウコクに「他に行く場所はねぇ」と言われたこと。いろいろ脳裏をよぎります。…てか、渋すぎる。大人にしか判らない(笑。いいですね、この潔さ。園児置いてけぼり展開です。

ドウコクお前は最初から言っていたんだ…」たしかに薄雪(花魁)だった頃から太夫の三味の音(というか彼女の怨念)に執着していたドウコク。愛と執着は紙一重なところがあります。そのドウコクの気持ちに薄皮太夫がとうとう答えを出す

そこへ茉子が現れる展開もいいですね。「少しは知った者の方がいい」とわざと斬られる薄皮太夫。「ようやく…人であった過去を手放せる三味線から大量の嘆きが溢れだしドウコクが復活!

 って、1話が長い! どこもカットできない(笑。 

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なんだかんだキュウレンジャー見てしまう

いつも今回見たら止めようと思いつつ…ショウ・ロンポーが本物のリュウコマンダーに変身したから…また見てしまう(笑。とにかくイカーゲンの予知(?)能力を前にどうやって倒すのか気になる。あ~、マーダッコがやられたのはイカーゲンにも予想外?

そしてビッグ・ベア総司令の霊が乗り移るって…ちょっと電王を思い出す(子役の子、うまいね)。ベア、幽霊なのに戦える?! おっとコグマキュータマで少年変身したよ!

もうキュウ(9)レンジャーじゃない(笑。

www.tv-asahi.co.jp

そして…またもレッドが危険(笑。かなり噛み噛みで何言ってるかわからない。何かって~と「よっしゃ、ラッキー!」だし。いや、今までも突っ走り系レッドはよくいたのでいいんですけど…ニンニンジャー以来の心配だな。最終回までに成長するかな(余計なお世話)。人間のキャスティング(笑)では、ハミィとスパーダが上手い。戦隊モノらしい演技です。

 

で、仮面ライダーですが…エグゼイド、正直、息子たちが見てるのを片目で見てるような状態なので、話もわかりませ~ん。作りとしては悪くないんだけど…息子も言ってるけど「最近はパワーアップするのが早い」。死んでもすぐ生き返るしね(特にゴースト…1話の間に死んで生き返った展開にはさすがに…)。

人は見た目が100パーセント

まさかこれがドラマ化されるとは…1回目から、笑った~! 若干、設定を変えている(まあマンガ本編は研究室でひたすら切磋琢磨するやつだから)のは仕方なしにしても…いきなり丸の内ですか! 東京の西からいきなりど真ん中へ!

www.fujitv.co.jp

内容についてはこちらに書いてます。 

yukiyamama.hatenadiary.jp

ラストにイケメン美容師(?)成田凌登場で次回へ続く。…てか、彼女らよりヒドイ格好で丸の内通ってましたけど?(かれこれ10年前…) 何か?

絶対零度シリーズ

上戸彩が刑事…だいじょうぶか?と思ったら、失敗を重ねつつ、着実に成長していく「カメ」でした。思いのほか面白いドラマでした~。

絶対零度~未解決事件特命捜査~(全11話+SP1話)

2010年のドラマ。ここでは時効直前の未解決事件を検証する捜査室「特命捜査対策室」を舞台に新人刑事桜木泉(上戸彩)が持ち前の勘の良さと被害者への感情移入を武器に事件を解決に導いていく…というストーリー。泉を「カメ」呼ばわりしつつも、常に励まし、課題を与え、育てていく室長の長嶋北大路欣也をはじめ個性的なキャラ設定がうまくドラマにからんでいます。解決できなかった事件にそれぞれの刑事が負い目を重ねつつ、乗り越えていく姿も見ものなんですが…私がこのドラマで面白いと思ったのは、すでにこの世にいない被害者の姿を資料から泉が辿っていく場面。事件の真相が明らかとなったとき…涙してしまうものも。

個人的にはcase2「富士見医大研修医殺害事件(2話目)」case4「理科教師行方不明事件(4話目)」case6「千山こども交流会殺傷事件(5話に続く6話)」がイチオシです。もちろん、殺人というのはどんな理由があろうと裁かれるべきものなんですけど、一つの出来事から周囲の人間がどれだけ苦しみ、ずっと悩み続けるものかというのがちゃんと描かれていて、事件が解決しても泉はこれでよかったのかと悩むこともあり…感情移入しすぎると疲れるよ~と思うんですけど、傷つきながらも前に進む姿がかわいいですね

で、なんとスペシャルのラストでは、何かというと泉を叩く先輩刑事塚本宮迫博之……(←って書いてなくてもネタバレか)。この事件で泉は逡巡しているうちに犯人を取り逃がしてしまいますこの時の犯人畑山昭子堀内敬子…いつもながら名脇役!)がなんと次のシリーズで超重要人物へ。なんとなくすっきりしない幕切れのため、ここまで見たら大体、次も見ずにはいられないはず(笑。

絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~(全11話)  

2011年に作られた続編。八王子の事件(スペシャル)から1ヵ月後、泉は捜査1課に新設された「特殊犯罪捜査対策室」に異動となる。…と言っても前の「特命」の面々も何人か一緒なので、あんまり雰囲気は変わってない。が、この特殊犯罪~が行うのは特異な犯罪が連続する可能性がある場合に対象(被疑者?)の周囲に身分を偽って潜入するという…かなり変わった組織。説明が下手ですみませんが、そうスパイみたいなものですね

で、泉は塚本の件を引きずりつつ、異動したのですが、あらたに上司となったのが有能だがキツイ性格の瀧河桐谷健太)。第1話から面白いです。出勤するまでに同僚を尾行し、行動を報告する。が、前の部署での癖でメモを取りながら歩く泉に早速瀧河からのダメ出しが。とにかく記憶しろ、視覚だけでなく、聴覚、嗅覚も使って。

最初の事件では対象に入れ込みすぎて、人を騙すことに罪悪感を抱いていた泉も瀧河の「(嘘を)つくなら完璧につけ。(相手に)バレればただの嘘になる」という言葉の意味がだんだんわかってくるんですね。

前作がジワジワ怖くなったり、感動したりとするなら今回はとにかくハラハラドキドキします。対象にばれないように近づき、バンの中身を確認したり隠しカメラを部屋に設置したりとか…ドラマだとは思うんですけど(笑、とにかく監視カメラとか、この部署ではそこらじゅうから監視できるんですよ。自分も監視されてるんじゃないのかな…とちょっと怖くなるくらい(笑。

が、今回の個々の事件はそれぞれ犯人が捕まるんですけどその裏に彼らを示唆したり情報を提供し操っている人物がいることがだんだんわかってきます。それが再び姿を現した畑山昭子から全てを奪った人物木幡ユースケ・サンタマリアだとわかってからのラスト最高に面白いです。泉は木幡を追いつめることができるのか?

木幡みたいな男、この情報社会、本当にいそうで怖いです…。

それと同時に瀧河の様子がおかしいのに気づき、最初は自分のことでいっぱいいっぱいだった泉が最後は瀧河のことを冷静に気遣うことができる姿に成長を見ました

…てか、個人的にこの二人がどうかなるのかと思ったら…何もならないよ(笑。瀧河、奥さんいたし(出てこなかったけど)。

 

とにかく組織ものの刑事ドラマ好きな人には(ちょっと海外ドラマっぽいスピード感もあるのでオススメです。