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I WANT TO SAY SOMETHING

ドラマ、マンガ、特撮…そして時々グチ

アオイホノオ(全11話)

漫画家島本和彦のプロデビュー前をモチーフとした半自伝的漫画をドラマ化。芸大生の主人公焔モユル君が漫画家デビューするまでの挫折と成長の日々…って柳楽優弥の顔芸スゴすぎ! ライバル(?)庵野秀明役の安田顕をはじめキャスティングも濃すぎ! 

アオイホノオ DVD BOX(5枚組)

アオイホノオ DVD BOX(5枚組)

 

大爆笑間違いなし!(言い切っていいのか)

…特に80年代に青春過ごした方には楽しめるはず! 私はこの頃まだかろうじて小学生だったけど、ちょっとDVD欲しくなっちゃったくらいだもん(笑。

とにかく焔くんのめくるめく言い訳がスゴイ(笑。あと庵野秀明のオタクっぷりと、奇人変人ぶりが群を抜いてる岡田斗司夫濱田岳の名演!)といろいろ書けばキリがないんですが…というか、面白さは見てもらわないとわからない。私のつたない筆じゃ説明できない(あ、投げた)。

個人的に気に入ったのが、ムロツヨシが演じてる山賀!のちに庵野たちと株式会社ガイナックス(アニメ制作会社)を立ち上げていく人物なんだけど「これで俺は喰いっぱぐれない!」「自信はね根拠の無いものなんだよ!」とか、アニメを全く知らない(というか特撮も知らない)のに存在感ありすぎ(笑。人を見る目だけはある

あの頃は今みたいに娯楽がそこらじゅうにあるわけじゃなくて大体がTVや漫画雑誌少年誌を女子も読んでたよね。私はジャンプ派でしたが。焔くんはなんだかんだサンデーでデビューを飾りますが、ラスト(一方的に)ライバル視していた庵野くんからサインを求められて…どうやら締め切り3時間前の焔先生の長いようで短い夢だったというオチ(ってネタバレしちゃってる)。あと3時間「しかし俺はあえて寝る!」(笑。無理ですって、とアシスタントらに突っ込まれようとも!…変わらぬ焔くんの姿がそこにあった。 

アオイホノオ(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

アオイホノオ(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  

チャグム…大きくなったねぇ

『精霊の守人 悲しき破壊神』最終回。振り返ると…正直途中話がわからなくなっていた(笑)ところもあるが、総じて楽しめた(だって人間関係とか国際情勢とかちょい複雑なんだもん←頭悪いのかな…)。

www.nhk.or.jp

人を殺めてしまう能力を「神様が力を貸してくださった」と信じこまされてきたアスラがバルサやマーサたちとの触れ合いにより自らの意思で力を抑え込む場面は感動でしたバルサ自身、強くなったことで人を殺めることに快感を覚えた瞬間があったことを、それをジグロに諌められたことを思い出し、アスラにはそうなってほしくなかった。その気持ちがちゃんと伝わってたんですね。

一方、前作で精霊の卵を無事返し、自分を疎んだ父の元へと戻ったチャグム。少年ながらも立派な皇太子に成長してましたね。アスラの話が縦軸だとすると横軸で進むチャグムの壮大な冒険物語なかなかのイケメンに育った彼板垣瑞生くん)は要所要所で女性に助けられてましたね(笑。というか、最終回、スーアンらに囚われていた館から抜け出すのに、領主の娘、見事に利用されてましたよね~。

で、途中シハナの助けもあり、なんとか再会したチャグムとバルサバルサの父の敵であるカンバル王と和平を結びに行くというチャグムに用心棒として同行するバルサ…え~? 殺したいほど憎んでいたんじゃないの? と思ったんですが、それは3部で明かされるのかな? 次は11月放送予定です。

東京タラレバ娘 最終回

終わってみれば…というかマンガ(原作)はまだ続いているから(読んでないので知らないが)、おそらくは先に進んだラストなのだろうKEY君への気持ちに気づいてしまった倫子といち早く身を引く早坂さん(名前が名前だけに…察しが良すぎる!)。まあ、察しのつく展開ではありました。早坂さん…というか鈴木亮平さん『精霊の守人』のヒュウゴ役がメッチャかっこいいだけに、真逆な完全イイ人役がやはりかすんで見えてしまった(す、すまん)。結婚するには絶対早坂さんの方がいいはず、なのに…まぁ、先日も言ったけど、結婚=幸せじゃないからな。要は自分が幸せかってこと。究極にシンプルな答えだけど、一番難しいんじゃないか? 世間で「私、ものすごく幸せです!」って胸張って言える人って(特に日本人としては)少ないんじゃないかな?(←ん…私はダラダラ娘の方の年齢じゃ。あと10年もすりゃ、終活を本気で考える歳じゃ…) 

東京タラレバ娘 DVD-BOX

東京タラレバ娘 DVD-BOX

 

面白かったけど、何か少しは変わったんだろうけど見た目にはあまり変わってない3人で終わったね。

悪夢ちゃん(全11話)

2012年のドラマなんですけど…今期見た中で一番面白かったという…(笑。人を信じず夢の世界だけを楽しみに生きていた女教師が予知夢を見る少女と出会った時不思議な運命がやがて彼女を隠されていた真実へ導いていく…。あのGACKTが夢王子と野心的な研究者の二役で登場。 

悪夢ちゃん DVD-BOX

悪夢ちゃん DVD-BOX

 

原作というか…原案として恩田陸の小説『夢違』があります(2017.4月追記:読みましたが、ドラマの雰囲気を期待して読むとハズレます。全く別の話としてなら壮大なSFとして楽しめます。そういえば恩田陸さん、本屋大賞とか最近スゴイ)。 

夢違 (角川文庫)

夢違 (角川文庫)

 

まず、腹黒教師武戸井彩未のキャラが面白すぎる。生徒たち(5年2組)の前では明るく、笑顔。職員室でも協調性バッチリなんだけど…心の中では生徒たちへの愛情などかけらもなく同僚の先生方もバカにしている。他人をまるっきり信用していない、眠ることだけが楽しみという孤独な女性。彩未はじつは夢を夢として認識し好きに動けるという明晰夢を見ることができるのだ

そんな彼女のクラスへ転校生古籐結衣子がやってくる結衣子は他人の無意識とつながってしまいその人物の未来を予知する悪夢を見てしまうことで悩んでいた祖父の古籐万之介は結衣子の夢を夢札という形でデータ化し映像化することに成功していたが、孫を守るためか、夢札や獏(映像化する機械)そのものも秘密裡にしている

結衣子を面倒に思いながらも、担任として家を訪ねた彩未は驚く。いつも自分の夢に出てくる夢王子とそっくりな男志岐貴が出迎えたからだ。志岐は万之介の助手だった。

結衣子の見る悪夢が現実となることを経験するうちに、彩未の中にも疑問が生まれていく。なぜ結衣子の夢に自分の夢にも出てくる夢獣(ゆめのけ)が現れるのか? そして最初の予知夢から知った相沢美羽の暴走を身体を張って止めた時、彩未の脳裏に蘇った光景。それは幼い自分が女性をホームから突き落として殺した姿だった……

 

このドラマがすごいと思うのは、序盤は5年2組の生徒たちそれぞれの悩みを予知夢によって解決する1話完結系にもかかわらず、少しずつ彩未の過去が明らかになってゆき、彩未が変わっていく(というか本来の自分が出てくる)ところや、志岐が彩未に近づく目的…等々いろんな謎がちゃんと最後には全て解明されるんです(ドラマでここまでスッキリ終わるのって珍しい)。結衣子が救われると同時に彩未も教師として人間として成長した姿が描かれる最終回は圧巻

彩未役の北川景子も序盤の腹黒演技が上手い! 結衣子役の子も大変だったと思うけど、がんばってた。他の子供たちもそれぞれヘビーな事情を抱えていて(親が浮気、母親の夢を押し付けられる、存在感がないと悩む子、親に期待されない子、弟への罪の意識…)、なかなか大変なんだけどみんな強く乗り越えていくんだよね

あと優香が演じてた保健室の先生(琴葉)も面白かった。最初は彩未同様、歪んでるな~と思ったけど、実は生徒思いだったという…(笑。後半は彩未の片腕となってがんばってました。

モモクロの主題歌も好きでした

www.youtube.com

「下刻上~」が意外にもダークホースだった?

今期はなんかドラマ漬けでした。(あたりまえですが)どんどん終わっていく。で、『下克上受験』が終わってみれば毎回面白かった。私、ベタな人間なもんで、毎回泣きました(笑。 

最終回(ネタバレですが)、佳織ちゃんは第一志望の学校を落ちてしまうんですけど、落ち込んでる信一(お父さん)とは違って、その試験問題をやり直しててどこが間違っていたのかを確認していたんですね。佳織ちゃんあきらかに変わったと思います。で、第二志望というか、お母さんが内緒で申し込んでてくれた学校に見事受かります。ライバル(この子は第一志望受かった)の子と二人で「今度は一緒の大学に行こうよ」「やっぱ東大じゃない?」って話しているのも…とにかく佳織ちゃんは変わったんですよ、この中学受験で。個人的には…なんだかここまでしてやることなのかと思ってしまうんですが(中学受験)、ただ、この家族だからこその結果なのかなというのがこのドラマのよさなのかと学歴が低かろうと人間的にはステキな桜井一家。というか、いい人しか出てこないドラマでしたね~

原作は未読です(読む気もありませんが…息子がもし中学受験って話になったらお世話になるかも)。 

そして、期待してたのに↓急降下していったのが……『視覚探偵 日暮旅人』でした~。どうやら原作(未読)通りのダークな展開にはなっていったようなんですけど… 

視覚探偵 日暮旅人 [DVD]

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結局ヤクザへの復讐か~(雪路のお父さんとか政治絡みもありましたが)。主人公旅人5歳の頃誘拐されて恐ろしいドラッグ(ロスト)の実験台にされ以来視覚以外の全ての感覚を失ってしまった…という書いてみればエゲツない設定なんですが、前半の探し物探偵の頃のとぼけた雰囲気が堤ドラマらしくて好きだったのに後半はとにかくみんな撃たれるわ刺されるわの流血もので最終回もなんかバタバタっと急いで片づけてる感が否めなかった。で、意外と誰も死なず(リッチーも?)、旅人も視覚をほぼ失いつつありますが、代わりに聴覚が回復してきたという…感じで終わります。

ん~、松坂桃李くん始め出演陣みなさん良かったんですけど、話がね…。 

原作はそれなりシリーズが続いているので面白い…のかな???

 

実はここんとこ一番面白かったのは『悪夢ちゃん(再放送)だったという…全部見終わったらあらためて別途感想書きます。